八丁堀の「鈴らん通り」沿いの商店によって構成されている会です。「鈴らん通り」は、北の端は証券取引所などがある茅場町に接し、反対側は京華スクエアのある八丁堀3丁目まで、新大橋通りの1本内側(八重洲側)のほぼ南北に伸びる300mほどの中通りです。 京華スクエアは明治34年3月創立の京華小学校の跡。早稲田大学エクステンションセンター八丁堀校やハイテクセンター、工団連関係の事務所などが入っています。廃校の後、中央区によって再生され、新しい人の流れも生まれています。 戦前、ここに200店を超える店舗がひしめいていました。映画館2軒、寄席も住吉亭など2軒、さらにダンスホールなども軒を連ねていた歓楽街で、深夜まで賑わい「下町の銀座」と言われていたこともあったようです。しかし、戦災で町は焼失、東京駅に近いという地の利から、早くからビル化が進みました。そのため、オフィス街の中の商店街という感じに変わり、かつての歓楽街が再現されることはありませんでした。 町は、食べ物屋さんやコーヒーショップなどが増え、昼時には大変な賑わいになりますが、夜間人口が少ないだけに夜は寂しい町に一変します。また、減少している物販店の扱い商品も事務所用品などに変わりつつあります。
アクセス
住所 | 東京都中央区入船1-4-8-703 |
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公式サイト | https://www.chuo-shokogyo.jp/stores/member_stores.html |
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